いきなり「やーめた」という感じ。スペインらしいと言うべきか。旧態依然としたマドリードベースのイベリアに対抗してカタルニアから航空券価格破壊の旗手として現れた、はずだったのに。
報道によれば従業員と関連企業の従事者でそれぞれ2000人ずつ失業者が増える予定だそうで。
直近の数字で22.9%の失業率と言われているスペイン。4人にひとりが失業者となりそうな勢い。確か2年は失業保険が支給されるはず。でも、誰が払うんだろう?労働者3人ごとに1人の失業者をカバーするということ?
実体のないユーロ高とドル安に手も足も出ず、数年前にスペインから撤退した。もっと頑張れたのではないかと振り返ることが多かったが、一向に上向く気配のない状態を今外から見ていると、頑張ってどうにかなることではなかったのかも、と思えてくる。
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