スペイン語ではスープとヒマワリの種という意味の「ソパ」と「ピパ」ですがWikipediaがブラックアウトしている理由はそんなのんびりした話ではなさそうです。
SOPA: Stop Online Piracy Act
PIPA: Protect Intellectual Property Act
どちらも至極当然大事なことですが、規制の仕方と罰則が結構厳しいようで。著作権、苦労して作ったものが複製されてばら撒かれたらそれは大問題だと思います。でも、こんな法律が実現したら、シャレもパロディーも規制対象になったりしないんでしょうか?
スペインには、SGAEという著作権保護団体があります。楽曲の著作権保護が主な活動のようです。街角ごとにあるスペインのバルでは大抵プラズマテレビでミュージックビデオが流されていますが、音は有線放送などの有料音声データが流されていて、音声と画像は全く一致していません。規制の対象が音声だけで映像は対象外のようです。
小さなオフィスでFMラジオを流しているところがよくありましたが、大手銀行がこの件で多額の賠償金を請求された直後、あらゆる職場から音楽が消えました。見せしめを挙げて、自主規制に追い込むやり方のようです。
SOPAでは違反となったら検索できないようにDNSサーバから外す案があるそうですが、検索にかからなければ、存在していないと同じですよね。
でも、そんな闇サイトだけを検索するブラック・サーチエンジンとか、果ては裏ネットができたりしないんでしょうか?
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