光コラボ各事業者の事業者変更手続きページリンク集
各光コラボ事業者の、他事業者からの転入手続き、他事業者への転出承諾番号取得に関するページは、以下にリンクしています。リンクは確認次第、順次更新中です。
光コラボ回線事業者変更概要
光コラボ回線ご利用の皆様、お待たせしました。
2019年7月1日から事業者変更開始
やっとです。以下の方は特に7月1日を待って検討したほうが良いでしょう。
光コラボレーション事業者一覧
現在の光回線契約先が光コラボかどうか不明の場合は、NTT東西の以下のリストで確認できます。有名どころのNURO光やau光は光コラボ回線ではありませんから、今回の事業者変更ができるサービスには含まれません。
NTT東日本エリア
NTT西日本エリア
光コラボレーション事業者とは
2015年NTTが光回線卸売を開始してから、光コラボ回線を販売しているのが「事業者」のようです。回線事業者を変更するには、これまでは、解約>回線廃止>新規契約>新規回線開通工事、と物理的に全く同じ回線を使用するのに、無駄に廃止、無駄に新規開通工事、が行われてきました。
無駄な回線廃止工事と新規開通工事
光コラボ回線はNTTフレッツ光回線の卸売回線なのですから、物理的な回線は全く同じはずです。それなのに、光コラボから別の光コラボ、または光コラボからフレッツ光へは一旦回線を廃止してから新規開通工事を行うという、利用者には何のメリットも無い儀式が行われてきました。
実際、廃止工事は信号を止めるだけ、開通工事は信号を送り始めるだけ、という全く無駄な2つの儀式が行われてきたわけです。無駄な新規開通によって発生する工事費はコラボ事業者により幅はありますが、2,000円〜30,000円のようです。もちろん、ほとんどのコラボ回線事業者は新規入会キャンペーンとか言って何十ヶ月かをかけて相殺するのですが、分割支払い期間中に解約すれば、その時残っている未払いの工事費が一括請求されます。
事業者変更ができるということは、この無駄な廃止と開通工事がなくなるということです。
転用と事業者変更の違い
やることは同じで、何から何に変更するかの違いだけです。
転用
NTTフレッツ光回線から光コラボ回線へ変更することを転用と呼んでいます。一方通行で、光コラボ回線からフレッツ光回線へ戻すことはできませんでした。
一旦転用された光回線をフレッツ光に戻したい場合は、解約して新規申し込みが必要でした。そして、転用された回線を別の光コラボ回線へ変更したい時も、解約して新規申し込みをするシステムでした。
事業者変更
その状況が、事業者変更で、2019年7月1日より変わるのです。
光コラボ回線からフレッツ光回線へ戻すことも、別の光コラボ回線へ変更することもできるようになります。
2019年6月30日まで
- フレッツ光回線→光コラボ回線:転用○
- 光コラボ回線→フレッツ光回線:転用戻し、事業者変更とも×
- 光コラボ回線→別の光コラボ回線:事業者変更×
2019年7月1日から
- フレッツ光回線→光コラボ回線:転用○
- 光コラボ回線→フレッツ光回線:事業者変更○
- 光コラボ回線→別の光コラボ回線:事業者変更○
転用承諾番号
フレッツ光回線から光コラボ回線へ変更する場合にNTTが発行して転用先の光コラボ事業者へ伝える番号です。
NTT東日本の転用承諾番号例
E0629123412
- E:Eastの頭文字
- 数字4桁:転用承諾番号の有効期限、0629であれば6月29日まで有効
- 数字4桁:多分NTTでは何かの意味がある数字
- 数字2桁:多分NTTでは何かの意味がある数字
NTT西日本転用承諾番号例
W0630123412
冒頭がWestの頭文字Wになるだけで、数字の構成は東日本と同じです。
事業者変更承諾番号
フレッツ光回線から光コラボ回線へ転用する場合にNTTが発行する「転用承諾番号」の光コラボ事業者版で、7月1日から各光コラボ事業者が発行する予定です。6月23日現在では、まだ各社とも発行方法や問い合わせ専用窓口などの案内は発表していないようです。
転用承諾番号と同じように、変更元の光コラボ事業者から取得して、変更先の光コラボ事業者かNTTへ伝える番号です。
やることは転用と同じなのですから、わざわざ名称を変える必要はないと思いますが、今の所「転用」と「事業者変更」は言い方で区別しているようです。
事業者変更工事費発生なし
転用時と同じように、サービス内容に変更がなければ事業者変更時に工事費は発生しないはずです。新規開通工事費はキャンペーンで補填されますが、一定期間を経ずに解約した場合工事費残債一括請求がありますから、最初から工事費が発生しないに越したことはありません。
固定電話番号継続
どんどん少なくなっている固定電話番号ですが、昔からの電話番号を維持したい方や、モバイル回線とのセット割必須条件として契約せざるを得ない場合もあるようです。
光電話番号の種類
NTTアナログ電話として発番された電話番号
光回線とかインターネットとは無関係に、従来のアナログ電話回線を使って利用するために発番された番号です。おじいちゃんの頃から使っている番号でしたら、おそらくアナログ発番の電話加入権を持っている番号でしょう。
この番号はNTTのアナログ回線へ戻すことによって、光回線を変更する際も番号を継続することができました。
NTT光電話番号として発番された電話番号
フレッツ光回線開通時、もしくは開通後に光電話番号として発番されたもので、加入権はありません。この種類の番号はNTTから光コラボ回線へ転用する時は継続できましたが、転用先の光コラボ回線を解約すると一緒に廃止になります。
光コラボ業者が光電話番号として発番した電話番号
光コラボから他光回線への変更ができなかったので、この場合も光コラボ回線解約時に消滅していました。そして、これらの電話番号は、何らかのauスマートバリューなどの割引きを利用するために、使いもしないのに契約する場合があります。何という電話番号の無駄遣いでしょうか。
これまでのNTT発番電話番号継続のためのアナログ戻し
これまで唯一光コラボ回線事業者変更時も継続できたNTTのアナログ電話番号として発番された電話番号ですが、光コラボAで利用していた場合、光コラボ事業者をBへ変更する際、電話番号を一旦NTTアナログ回線に戻して、改めて光コラボBの光電話に移行する手続きが必要でした。
アナログ戻しの費用
- 光電話からアナログ回線に戻す費用:2000円〜10,000円程度
- アナログ回線から光電話に転出する費用:2,000円
こんな、無駄としか言えない費用が発生せず、光電話番号もするりと事業者変更できれば、楽ですね。というより、最初からそうあるべきではなかったでしょうか。
2019年7月1日からの変更点まとめ
フレッツ光回線と光コラボ回線契約を見直したい方、7月1日を待って、各コラボ光業者から情報が出揃うのを待って行動を開始しましょう。
固定電話番号継続利用可能
NTTアナログ戻しが不要になるばかりでなく、NTTアナログ発番に限らず、光コラボ事業者発番の電話番号も継続可能となるはずです。
接続不可期間なし
転用と同じように、接続不可期間なく事業者が変更されるはずです。
無駄な工事費発生なし
光コラボ事業者変更であれば、新規開通工事費は発生しないはずです。
光コラボ事業者変更の注意点
回線廃止と新規開通や、電話番号のNTTアナログ戻しなどは無くなりますが、依然光コラボ契約には契約期間と契約解除料が設定されているはずですので、解約の条件を確認して変更を検討しましょう。
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